メタボ検診とメタボ対策

メタボとは？

メタボという言葉が当たり前に使われるようになったのは歴史も浅いのですが、メタボとはメタボリックシンドローム（メタボリック症候群）のことで、内臓脂肪がたまり肥満の状態になっていることをいい、高血糖、高血圧もしくは高脂血症のいずれかを合併発症している状態のことを言うとされています。メタボ状態になると動脈硬化性の疾患、心臓病、脳卒中を発症する可能性が高くなるため、死の危険性を危惧されています。メタボの基準はまずは腹囲ですが、厚生労働省の発表によると平成16年の国民健康・栄養調査結果では40～74歳のうちメタボリックシンドロームとその予備軍は男女合わせると約1960万人に及ぶとされています。そして、このほど、40歳以上75歳未満の人のメタボ検診というものが義務付けられることになったのです。

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メタボ検診とは

メタボ検診とは、このほど行われるように義務付けられた40歳以上～75歳未満の人に行われるメタボリックシンドロームの予防解消に対する特定検診、特定保健指導のことです。メタボリックシンドロームは、いまや現代病で他の命に関わる病気の合併症のリスクが高いにもかかわらず積極的に改善しようとする人が多くないため、メタボを減らして健康的な国民生活をバックアップするように国民健康保険を運営する視聴ションや企業の健康保険組合などで健康保険加入者は必ずメタボ検診を受けないといけないのです。メタボ検診では、腹囲に始まり、血圧、血糖値、コレステロール値などである一定の基準値を上回った場合は、指導を与えられるのです。最近では食生活の欧米化などにより隠れ肥満を含め、肥満体質の人が増えて生活習慣病になる人の数が増えているというのです。メタボという言葉に深刻なイメージはありませんが、実は単に痩せればいいということではないのです。

メタボ検診によるメタボ対策

平成20年より義務付けられることになったメタボ検診ですが、ＮＴＴドコモはオーダーメイド創薬と協業することを発表し、携帯電話で保健指導が行われる仕組みを作るということなのですが、ドコモユーザーのみならず他の携帯ユーザーが利用できるサービスということです。愛知県では、小学4年生の腹囲を測定してメタボリック症候群もしくはメタボ予備軍と診断された児童には継続3年間の健康指導というモデル事業に取り組むと発表しました。中には批判があるものの、子供の時からメタボリックシンドロームを予防するのが狙いです。メタボ対策が叫ばれるなか、フィットネスが人気です。なかなか自分では取り組めないが周りに人がいたり、指導員がいれば継続できるということなのでしょうか。また、メタボ対策に自転車の売れ行きが好調ということです。自転車運動は有酸素運動の代表で関節への負担も少ないことから年齢男女を問わず人気なようです。

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メタボ検診とメタボ対策

国をあげてのメタボ対策メタボ検診ですっきりお腹周り